今日の言葉は、
どんなに嫌な思いをしても、
それを生かさなければ意味がない。
そうしないと、
嫌なことだけが残ってしまう。
これは、映画「呪怨」シリーズの監督として
有名な【清水崇】さんの言葉です。
これは、インタビューの中で
過去の仕事を振りかえった際のもので、
苦痛でしかなかったことも多く経験されたそうです。
それでもその嫌な思いは、
自分の中では「必要なもの」だった。
と思うようにしているそうです。
よく聞く話に、
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
っていうのがありますよね。
乗り越えられる力がある人には
試練を与える。
そして試練を乗り越えたその人は
一つ上のステージに上がっていく。
この試練、嫌な思いをどういう風に
捉えるかっていうのが大切ですよね。
たとえ今は嫌な思いだったとしても、
それは次のステージに進むための試練と
思えるかどうか。
乗り越えた先をポジティブに考えられるか。
試練を乗り越えた後に振りかえってみると、
その時の嫌な思いは、
「いい経験だったな」
に大概変わっているものです。
何もせずに平々凡々と過ごしていると、
試練も、壁も特にはやってきません。
「前向きに何かに取り組んでいる人」、
「夢に向かって挑戦している人」、
こういう人にはどんどん試練ってやってくるんですよね。
過去の「経験」からしか、
「今の自分」は作られません。
あの時、あの嫌な思いをしていなかったら、
今の自分とは違う自分だったかもしれません。
今一緒にいる人にも会わなかったかもしれません。
たとえ嫌な思いであったとしても、
それが自分の人生を作っている一部であることは
否定できないので、
過度に悲観することなく、
できるだけポジティブに考えてあげるようにすると、
いいのかもしれませんね。