優等生って学生時代から
いると思うんですけど、
どういう人のことをイメージしますか?
いろんなご意見あると思いますが、
一般的には、
「まじめでかしこい人」
「ルールをしっかり守る人」
といったところでしょうか?
ところで、
この「かしこい」ってあいまいですよね。
「かしこい」「頭がいい」
には大きく次の3パターンあります。
1.物知り
2.機転が利く
3.地頭がいい
物知りは、ご存知の通りで
知識の幅が広く、良く物事を知っている人。
博識と呼ばれる部類の人ですね。
機転が利くは、いわゆる頭の回転が速く、
相手が欲しているものを瞬時に判断できる人。
相手の要求に応えるスピードが速いので、
頭がいい人の仲間に入るんですね。
最後に地頭がいい。
これは物事を俯瞰的に捉えることができ、
未知の領域であっても物事をこなすことが
できる人です。
「地頭がいい」ということに関しては
別の機会にもう少し書いていきたいと思います。
さて、
本題に戻りましょう。
一般的にイメージされる優等生っていうのは、
「1.物知り」であることが
多いのかなと思います。
機転が利くや地頭がいいといった「かしこさ」は、
なかなか若いうちに注目されることはないんですよね。
学校教育の中では、方針はいろいろと変われど、
評価のされ方は基本的に定期テストが指標だったりします。
そうなってくると
学校社会における優等生、頭のいい人というのは、
自ずと、物知りタイプが増えていくわけです。
しかし、この先「物知り」だけでは
太刀打ちできなくなっていきます。
それは、現代が高度情報社会であるから。
あなたの今見ているインターネットがあれば、
大抵のことは調べられます。
それに加えて、
「インターネットの情報」と「本に記載されている情報」
どちらが最新の情報が得られると思いますか?
情報が次々に発信される現代では、
情報が陳腐化するスピードも速くなっています。
こういった社会であるため、
未来の予測が過去の経験からでは難しいとも
言われています。
優等生の中でも「物知り」さんとして
過ごしている人、過ごしてきた人は、
・ネットに取って代わられる情報源
・ついていけないスピードで陳腐化する情報
・過去の経験から未来を予測できない社会
の3つのことを頭に入れておくといいと思います。
現代においては物事を「知っていること」よりも
物事が「どこにあるかを知っている」こと。
間違った情報も多く存在している中から
情報を取捨選択し、
必要な情報をいち早くネットから引き出す力が重宝されます。
正しい情報を選択できるようにしていきたいですね。