以前、『パレートの法則』と『ユダヤの法則』を紹介しました。
世の中は20対80に分けられる。
物事は22対78に分けるとうまくいく。
そういった話でしたね。
今回は、それよりもおもしろい割合で、
人の人生は分けられるという検証結果を
アメリカのハーバード大学が発表しました。
それは、
『3対10対60対27の法則』
です。
人の27%は、何も知らず、
自分から知ろうともしない。
知らないということを知らずに生きています。
そして、人の60%は、
知っているけれども、行動しようとはせず、
10%は
知っていることを、行動に移してできるようになった人。
最後に残った3%は
10%の人が意識して行動しているのに対して、
無意識にできてしまう、生まれながらの成功者です。
人の多く(87%)は、
知ろうともしないし、知っていても行動しない
ということが表されています。
そしてこの87%の人は、
世の中のサービスを受ける側の人だといわれており、
残りの13%が
サービスを提供する側の人。
もう少し書くと、
87%のお客様に対して、13%のお店がある。
87%の人からお金をもらっている13%の人たち。
という感じですかね。
ハーバード大学の調査結果によると、
物事の考え方・捕らえ方の違いも明確に出ています。
『何も知らない』27%の人々は、
基本的に自分で何かをしようとはせず、
人や運命に頼る傾向があります。
『知っているけど、行動しない』60%の人々は、
現状の安定を望み、変化することが怖い。
夢に向かって動くことができない傾向があります。
『行動して結果を残している』10%の人々は、
数年先の未来を考え、行動する傾向があります。
そして、
『生れながらの成功者である』3%の人々は、
人生において、何かしらの使命感を持っているそうです。
3%になれるかどうかは難しいところですが、
大切なのは10%の人間に入れるか、
大勢の87%に埋もれてしまうのか。
頑張って10%に入って、
サービスを提供できるようになりたいですね。